記事作成日2021.05.20
鴨池ニュータウンサンハイツ第2で行われている
【中古×リノベ×IoTプロジェクト】
は、折り返し地点まで進んでいます。
今回は、使用する床材と断熱のご紹介をしたいと思います。
床材はベリティスフロアーWクラフト
今回のリノベーションはPanasonicさんとの協業ということもあり、床材はベリティスフロアーWクラフトを選択しました。
メインとなるLDKにはミスティグレー色(↓)を、
書斎部分はアクセントカラーとしてスモーキーブラウン色(↓)をセレクト。
マンションにも断熱材
住宅に断熱材を設置するのはいまや当たり前のことになりました。20年前とは断熱に対する考えが様変わりしましたね。
マンションは鉄筋コンクリート造ですが、コンクリート自体に断熱性はありません。しかし蓄熱性は高いので、夏になるとコンクリートに蓄えられた熱が夕方以降室内に放出されより暑くなります。冬は夜に蓄えられた冷気が昼間に放出されてより寒くなります。
築40年近くのマンションはほぼ無断熱ですので、今回のリノベーションにあたり、外気に面する壁には全てミラフォームという断熱材を入れています。
また、熱が出入りする場所は壁だけではありません。実は窓からの熱の出入りは全体の半分程度を占めていますので、窓の断熱は必須です。
マンションの窓は共用部にあたりますので、勝手に交換することができません。そこで、室内に内窓を設置することで断熱性を高めるようにします。二重サッシですね。
今回は、LIXILさんがリノベーション用に開発した「インプラス for Renovation」を採用します。
窓枠はブリュームメタルグレー色。ムラ感のあるアイアン素材でレトロな印象を与える感じが、今回のリノベーションにぴったりな素材です。
インプラスは、断熱効果だけではなく、結露軽減・遮音効果・UVカット・侵入抑止効果・経済性などのメリットがあり、費用対効果は高いといえます。
次回は、水回り関係をご紹介しますね。