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室内窓の魅力と活用方法

記事作成日2025.01.11

室内窓の魅力と活用方法

リノベーションやリフォームを考える際に、注目を集めているのが 「室内窓」です。
室内窓は、空間を仕切りながらも視覚的な広がりや光を取り入れることができるアイテムとして人気があります。
本記事では、室内窓の魅力や設置するメリット、デザイン例、設置時の注意点についてご紹介します。


目次

 1.室内窓とは?
 2.室内窓を設置するメリット3.
 3.室内窓のデザインと活用例
 4.室内窓とリノベーションの相性
 5.設置時の注意点
 6.まとめ


1. 室内窓とは?

室内窓とは、室内空間を仕切る壁や間仕切りの一部に取り付けられる窓のことを指します。
一般的な外窓と異なり、外部に接していないため断熱性能を求められることは少なく、主に空間のデザイン性や実用性を
向上させる目的で使用されます。

主な用途
・リビングとキッチンの仕切り
・廊下や階段との仕切り
・子供部屋やワークスペースのアクセント

室内窓は、ガラスやフレームのデザインを工夫することでさまざまなインテリアスタイルにマッチさせることが可能です。


0025.jpg2. 室内窓を設置するメリット

1. 採光性の向上
壁を完全に仕切る代わりに窓を取り入れることで、暗くなりがちな部屋に自然光を届けることができます。特にリビング
やキッチンの明るさを確保したい場合に効果的です。

2. 空間の広がり
窓を設けることで視覚的な抜け感が生まれ、実際の面積以上に広く感じられる効果があります。限られたスペースを有効活用
したいマンションにおすすめです。

3. 通風効果
通気性のある室内窓を選べば、閉め切りがちな部屋でも空気の流れを作ることができます。特に夏場や換気が重要な場合に
活躍します。

4. デザイン性の向上
インテリアのアクセントとして取り入れることで、空間に個性をプラスできます。モダン、ナチュラル、ヴィンテージなど、
さまざまなスタイルに対応可能です。

5. コミュニケーションの促進
家族や同居人の気配を感じやすくなるため、程よい距離感を保ちながら交流を深めることができます。


_IMG-108.jpg3. 室内窓のデザインと活用例

デザイン例
1.アイアンフレームの室内窓
工業的でスタイリッシュな印象を与えるデザイン。モダンやインダストリアルなインテリアに最適です。

2.木製フレームの室内窓
温かみのある雰囲気が特徴。ナチュラルや北欧風のテイストに合わせやすいです。

3.フロストガラス仕様
プライバシーを保ちつつ、柔らかい光を取り入れることができるため、 寝室やバスルームに適しています。

4.カラーガラスの窓
鮮やかな色を取り入れることで、アクセントとして目を引くインテリア要素を加えることができます。

活用例
1.リビングとダイニングの仕切り
家族の気配を感じながらも空間を分けることができ、日常生活の快適さが向上します。

2.ワークスペースへの導入
在宅勤務用のスペースに取り入れることで、閉鎖感を軽減しつつ集中できる環境を整えます。

3.子供部屋の一部に
見守りながらもお互いにプライバシーを確保できるため、成長に応じた使い方が可能です。

4.キッチンとパントリーの仕切り
物の配置を見せつつ収納スペースを確保し、機能的なキッチン環境を作り出します。


IMG-000 (33).jpg4. 室内窓とリノベーションの相性

リノベーションは、既存の住宅を自分好みに作り替える絶好のチャンスです。室内窓は、リノベーション
のデザイン性を高めるだけでなく、以下のような利点があります。

リノベーションで室内窓を取り入れるメリット

1.空間の統一感を向上
統一感のあるデザインを作り出すために、窓枠や素材を他のインテリアと調和させることができます。

2.コストパフォーマンス
室内窓の設置は、壁を全面的に取り壊すよりも低コストで済むため、リノベーションの費用を抑える
ことができます。

3.中古住宅の活用
中古住宅を購入しリノベーションする場合、古い間取りに新しいデザイン要素として室内窓を加える
ことで、現代的で魅力的な空間を作り出せます。

実例:リノベーションでの室内窓活用

●古民家リノベーション
木製フレームの室内窓を取り入れることで、伝統的な雰囲気を残しつつ現代的な機能性を追加。

●マンションリノベーション
限られたスペースでの採光確保や通風性を向上させるために、ガラス仕切りと組み合わせたデザインを採用。


_MG-16.jpg5. 設置時の注意点

1. 音の漏れに注意
室内窓は、視覚的な仕切りには優れているものの、防音性は通常の壁と比 べて劣る場合があります。
用途に応じて防音ガラスを採用するなどの工夫が必要です。

2. プライバシーの確保
フロストガラスやカーテンを併用することで、必要に応じて視界を遮ることが可能です。設置する
場所や用途に合わせて検討しましょう。

3. 掃除やメンテナンス
ガラス部分は埃や汚れが目立ちやすいため、定期的な掃除が必要です。開閉機能がある場合は、
可動部のメンテナンスも重要です。

4. 室内窓の位置とサイズ
設置する位置やサイズによって効果が異なります。専門家に相談し、最適なプランを立てることが大切です。


_IMG-5.jpg6. まとめ

室内窓は、採光性や通風性を向上させるだけでなく、空間の広がりやデザイン性を高める優れたアイテムです。

特にリノベーションでは、空間を最大限に活用するための重要なパーツとして活躍します。多様なデザインや
素材を選べるため、自分のスタイルに合った室内窓をぜひ取り入れてみてください。

当社では、室内窓を活用したリノベーションプランをご提案しています。 ご興味のある方はお気軽にご相談
ください!