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プロが勧める無垢フローリング材ベスト3!

記事作成日2021.03.11

プロが勧める無垢フローリング材ベスト3!

お部屋のフローリングで、お部屋の印象は大きく変わる。

毎日、何気なく過ごしている部屋。それを支えているのは『床』です。

人気のあるのは無垢のフローリング材ですが、ただ無垢であればいいというものではありません。床に使う木材で『色味』や『風合い』また、一番気になる『お値段』も変わってきます。

今回は、人気の無垢フローリング材の中でも、プロ目線で選ぶ無垢フローリング材ベスト3をご紹介します!

そもそも無垢材とは?


「フローリングは無垢がいい!」とはよく聞きますが、そもそも「無垢って何?」「無垢って何がいいの?」と思う方も多いはず。 なので、無垢フローリンをご紹介する前に少し、『無垢材』についてご説明します。

早速ですが『無垢(むく)』という言葉についてですが、一般的に使われる意味だと、『混じり気がないさま。けがれがなく純真なさま。』という意味になります。

ここで『無垢材』について考えてみましょう。言葉そのままの意味だと、そのままの木材?混じりっけない木材?ということは想像できます。

ここで一つ疑問がわいてきます。

「ん?」「木材って全部まじりっけないんじゃないの?」「無垢じゃない木材ってあるの?」

そう、実は見た目は木に見えても、木の粉と化学化合物を混ぜて作る『合成木材』というものがあります。使う用途によって優れた性能を発揮する、なくてはならないものですが、『壁』や『床』など、お部屋の印象を決めてしまう箇所には、天然の木材でないと出ない『色味』や『風合い』はやはり捨てがたい。というわけで、『無垢材』が人気なんです。

なるほど!だから『無垢材』が人気なのか!!

と、『無垢材』について勉強したところでさっそく『プロが選ぶ無垢フローリング材』ベスト3をご紹介します!

ナラ(オーク)


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床材として世界的にもポピューラーであるナラ(オーク)。

日本でもナラ(オーク)材はよく使われますが、特に北海道産のナラがおすすめです。

特徴は、木肌が白く、きめ細く美しい。『無垢』にふさわしい床材。

繊細で、柔らかい木材であるが故に、傷がつきやすいという欠点もありますが、木目は荒々しく、生き生きとしてるため、

その『風合い』も素晴らしく、ナチュラルで優しい風合いは北欧インテリアによく用いられますが、そのシンプルさからどんな部屋にも馴染むことができます。

アカシア


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昔は駅馬車の車輪や車軸や造船用の木釘としても使われるなど腐食に強い木材です。木材が入手しやすく、日本でも手に入りやすい注目の木材の一つです。

特徴は、非常に硬い床材で、水分の多い床材は乾燥すると縮んでひび割れることがありますが、伸縮が少ない特徴がある木材です。また独特な木目が魅力的で、アンティーク調のインテリアにもよく合います。

成長の早さも特徴で、原産は北アメリカですが、近年東南アジアなどでも栽培されており、価格もリーズナブルです。

シラカバ


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上質なインテリア材として用いられる『白樺(シラカバ)』緻密な木肌でやや硬質な木材です。

特徴は、比較的、木目が柔らかで主張しすぎないため、ナチュラルテイストのお部屋に仕上げたいという方に特におすすめです。また、硬質な木材で、フローリングにも適していて、色味も白いため見た目にもおしゃれです。

おわりに


いかがでしたか。同じ無垢フローリング材でも、使う木材によって『色味』や『風合い』、またお部屋の雰囲気なども大きく変わります。一度決めてしまうと後に引けない怖さはありますが、リノベーションをお考えの際に、ぜひフローリング材にもこだわってみてはいかがでしょうか?